こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン18-1の内容をお伝えします。

塾講師のバイトの代わりだった

収録は7月8日。アイジュさんが冒頭で、ゆーさんの誕生日の翌日ですね、といきなり触れていました。ゆーさんは恐縮していましたが、こういう脱線から入るのがこの番組です。

ゲストは眼科医のドクターK先生です。医師9年目、眼科7年目。地方の病院で一人医長として外来を回しながら、ライターとして書き、Xでも発信しています。去年、一般向けの本を1冊出しました。今年6月には2冊目が出て、発売1週間で8000部。5000部の増刷がかかって、いまは1万3000部に届こうとしているそうです。

アイジュさんとはライティングのコミュニティで知り合った間柄です。アイジュさん自身もm3で7年ほど連載を持っていますが、書いているのはエッセイ。副業として書く仕事を始めたい医師には、ドクターK先生のやり方のほうが再現性がある、と最初に言っていました。

ゆーゆー
ライティングの経験は、正直ないんです。医療記事のチェックを数件やったことがあるくらいで。
アイジュアイジュ
僕も、書く人ってベテランの先生のイメージだったんですよ。教科書を書くのを手伝ってとか。

ところがドクターK先生が書き始めたのは大学2年生のときでした。塾講師のバイトをしていたけれど、時間の融通が利かない。実習が増えたら回らなくなる。家でできる仕事を探して、始まって1、2年のクラウドワークスに登録したそうです。

最初は医療と関係のない記事も書いていました。アプリを試してレビューを書く仕事なども並べて、時給に見合って続けられそうなものを選んだら、残ったのがライティングだった。実績が溜まってから、プロフィールに医学生と出して医療記事の案件を取り始めています。一般向けの記事を書いて、医師が監修する。その下書き役です。

アイジュアイジュ
今だったら、たぶん全部AIにやられている仕事ですよね。

ライティング歴は15年。臨床経験より長い、と本人が言って、2人とも声を上げていました。

勉強ノートが、そのまま本になった

研修医の頃はさすがにまとまった時間が取れず、勉強した内容をEvernoteに溜めていたそうです。専攻医1年目に、それをそのまま載せるサイトを立ち上げました。どうせ書くなら広告収入もあったほうがいい、という動機です。

1日1時間と決めて、移動時間やご飯を食べながら編集していた。新しく時間を作ったのではなく、自分の勉強のついでに組み込んだ形です。

書くテーマには狙いがありました。よく書かれている病名の記事は検索で埋もれる。あまり知られていない病名なら自分の記事が上に来る。それを積みながら、Xでバズった内容は別に記事にする。どちらが当たるか分からないので、両方を毎日少しずつ続けていたそうです。

Xのアカウントは、フォロワー1000人を目指そう、くらいのノリで始めたものでした。最初は医療職向けに絞っていた時期もあったけれど、似た先生が出てきて、若手向けはそちらのほうがうまい。勝てないと思って一般向けに振り切った、とあっさり話していました。

いまフォロワーは5万2000人です。本の話は、そのフォロワーの中にいた編集者から来ました。発信を見て、サイトを見て、声がかかった。本を出したいと考えたことは一度もなかったそうです。

テーマはバズった投稿を中心に決まり、スマホと目になりました。