こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン18-2の内容をお伝えします。

取材が、まだ止まらない

前回に続いて、眼科医のドクターK先生をお迎えしています。

本を2冊出して良かったことは何か。アイジュさんがそう聞くと、ドクターK先生はまず取材の話をしました。1冊目から1年たったいまでも、雑誌やメディアから取材の依頼が月に3、4本は来る。週に1回くらいのペースです。外来でも、本を読みました、と言ってくる患者さんがいるそうです。

デメリットは、と聞かれると、いまのところ特にない。嫌がらせもないし、ほかの先生から内容に文句を言われたこともない、という答えでした。

アイジュさんが気にしていたのは続け方のほうです。自分もm3で毎月2、3本の連載を抱えているけれど、思いついたときにまとめて書いて編集者に渡すスタイルだ、と打ち明けたうえで、モチベーションの保ち方を聞いていました。

答えは、ストレスにならない、の一言でした。

毎日同じことを繰り返すのが苦にならない性格だそうです。投稿の反応をいちいち確かめることもしない。そのかわり、どの駅からどの駅までで何を終わらせるかを決めています。東海道線に乗っている間にXの投稿は全部片づける。それ以外の時間には見ない。記事も同じで、乗ったら何も考えずにパソコンを開く。立っていても開く。

アイジュアイジュ
立ってても?
ゆーゆー
いましたね、日本にそういうサラリーマン。

1本数千円でも、書くべきか

これから始めるならどこから手をつけるか、という話になりました。

ドクターK先生のおすすめは、Xで気になるニュースやテーマに引用でひとこと添えることでした。どの話題に反応が返ってくるかを見ていくと、自分にしか出せない情報のありかが分かってくる。よく知られた豆知識でも、専門家としての注意点を足せばオリジナルになる。ゼロから新しいものを作るのは難しい、と言い切っていました。

案件はある程度の数をこなしたほうがいい、とも言っていました。媒体によってルールが違うし、全部書く、見出しだけ渡される、既存の文章に書き足すリライト、と形もいろいろある。自分に合うものを知るには量と種類が要る。

ここでゆーさんが、ライティング未経験の立場から率直に聞いています。

ゆーゆー
記事1本に2、3時間かけて数千円なら、空いた時間はバイトで埋めようという人のほうが正直多いと思うんです。それでも積み上げるべきなのか、別の入り口を探すべきなのか。
アイジュアイジュ
そこ、みんな気になるところですよね。

ドクターK先生は、時給だけ見ればバイトのほうが高いと認めました。そのうえで、いま自分が始めるなら1000円、2000円の執筆はやらないそうです。そこはAIがやってくれる。専門医を持っているなら監修に振る。単価が高く、短いものなら10分で終わる。移動中にもできるので、バイトと並行できる。

アイジュさんはこれを投資にたとえていました。ライティングにも複利が働く。若い頃から積んだ人がある時期に爆発する。合わないと思ったら半年でも1年でもやめていい。

最後に、ゆーさんがまとめていました。お2人の発信は単発で終わらず、資産として積み上がって、本やメディアにつながっている。現場で働く以上に届けられるものが多い、と。