こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン19-1の内容をお伝えします。

日本一自由な士業

冒頭は暑さの話でした。アイジュさんが日本に帰ったら、とにかく歩かされたそうです。ベトナムでは38度の日に歩く人はいない。100メートル先の食堂にもバイクで行く。ゆーさんは、石垣島は歩くでしょう、と振りますが、ゲストの長谷川先生に、歩かないです、車で来るんで、と即答されていました。

そのゲストが今回の主役です。ゆーさんの顧問税理士で、公認会計士。2024年から石垣島に住んでいます。

アイジュアイジュ
そもそもお二人はどうやって知り合ったんですか。高校からですか。
ゆーゆー
いや、全くです。

出会いは逆向きでした。ゆーさんがパーソナルドクターの仕事をしていた頃、最初に担当したクライアントが長谷川先生だった。話しているうちに同じ高校の1学年違いだと分かり、ちょうど法人を立てたタイミングだったゆーさんのほうから、税理士をお願いしたそうです。

長谷川先生は自分のことを、自称、日本一自由な士業と言っていました。資格は公認会計士と税理士、それに損害保険の仲立人。保険の募集人が保険会社の側に立ってお客さんと交渉するのに対して、仲立人はお客さんの側に立って保険会社と交渉する。いわゆる保険ブローカーです。会計と税務に、リスク対策と資産運用の相談を組み合わせています。

働き口がなくて、税務へ

経歴は順調ではありませんでした。

会計士試験の一次は2回落ちています。2回目は予備校の自己採点でA判定だったのに、ボーダーがいきなり5%ほど上がった。直前にリーマンショックがあり、合格者を減らす方向に振れた年でした。その年から一次試験が年2回になり、12月の追加の回で合格。翌年の二次は1回で通っています。

ところが就職先がない。会計士は試験に受かっただけでは名乗れず、補習所を3年、修了考査、監査の実務経験2年をそろえる必要がある。普通は監査法人に入るのに、リーマンショックから2年たっても求人が戻っていなかった。仕方なく税理士事務所に入り、8年間ひたすら中小企業の税務をやったそうです。

2019年1月に独立。1年目は税務の顧客を増やそうとしていました。転機は2020年の正月です。

会計ソフトの精度が上がっていくのを、現場で見ていた。紙袋いっぱいの領収書を手で打ち込んでいた時代から、ネットバンクやカードの連携、写真を撮れば自動で仕訳されるところまで来ていた。自分たちが便利になるなら、いつかお客さんは自分たちを通さなくてよくなる。

この仕事はなくなると確信して、会計税務の拡大路線をやめたそうです。何をやればいいか分からないので、とにかく人に会いに行って話を聞いた。そこで、海外に自社の保険会社を作って補償を調達するキャプティブという手法を知ります。世界がひっくり返った、と言っていました。その人に弟子入りして、営業にも同行させてもらった。

2023年までの4年間は税務の新規を一切取らず、合わない顧客は断っていたそうです。ところが提案の成約率を比べると、税務の顧問先とスポットの相手とでまるで違った。長谷川さんが言うならやるよ、になる。2024年に税務顧問へ原点回帰しています。

対面とZoomでも成約率は格段に違う、という話に、アイジュさんもゆーさんも深くうなずいていました。