こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン21-5の内容をお伝えします。

地震のない国に5年いると

アイジュさんがハノイに移って5年になります。地震のない国にいると、地震があんなに怖かったのかと思うそうです。

ハノイには耐震基準という考え方がほとんどない。震度3でも怖い。東日本大震災の揺れが来たら終わりだ、と。

アイジュアイジュ
東京のオンボロアパートの方が、よっぽどハノイのアパートより信頼性が高いよ。

日本に戻るならどこに住みたいか、という話もよくするそうで、災害の少ない場所をかなり調べたと言っていました。僕は、たまに起きてレンガ積みの家が崩れるくらいなら、地震の多い日本のちゃんとした建物にいるほうがむしろ安全かもしれない、と返しています。

床上浸水したら、どうするか

ここからが本題です。アイジュさんが、ちなみに床上浸水したらどうすればいいの、と聞きました。

ゆーゆー
まずはもう家の中にある水を、とりあえず外にかき出さないといけなくて。

家の中に水があると湿気がこもってカビる。いかに早く出して乾かすかです。ゆーさんはその日のうちに1階の床の水と泥をできるだけ出しました。

表面がきれいになって、ひとまずよかったと床下をのぞいたら、水面がありました。木造なので、溜めたままだと木がだめになる。翌々日に業者を呼んで水を抜いてもらい、そこからはサーキュレーターで床下に風を送り続けています。

家は築1年の建売です。シロアリ対策の薬は水で全部流れてしまった。天災なので本来は保証の外ですが、建売の会社が床下の消毒とシロアリ対策を無料でやり直してくれることになりました。

助けになったのは、買う前に頼んだホームインスペクションの担当の方でした。ショートメールの記録が残っていて、夜中に、何からすればいいですかと連絡した。教えてもらいながら、水を抜く業者まで手配してもらえたそうです。

浸水したのは夕方4時半ごろ。ゆーさんは在宅で仕事をしていて、奥さんとお子さんも家にいました。外に出ていれば車1台は助かったかもしれない。それでも、ずっと家にいてすぐ動けたのはよかった、と。

学区がいいので、子どもが大きくなるまではここに住むつもりです。ただ、近いうちに2回目が来たら手放す。奥さんとはもうその話をしているそうです。

1時間100ミリと、ハノイの2時間180ミリ

線状降水帯って何なの、とアイジュさんが聞き、僕が説明しました。積乱雲が同じ場所で次々にできて、雨が降り続ける現象です。言葉として定着したのはここ10年ほどですね。

今回の名古屋は1時間に100ミリを超えたそうです。ハノイでは3年前に2時間で180ミリ降ったことがある。街の中心部は1時間50ミリを想定して作られていて、それを超えると冠水する。それが年に5回はある、とアイジュさんは笑っていました。

最後は医者らしい話になりました。ハノイで洪水のあとに必ず言われるのは、破傷風のワクチンは打ったか、傷はないか、です。汚れた水に浸かるので。

火事を経験したアイジュさんは、消火器を一度使ってみる訓練を勧めていました。ゆーさんもアイジュさんの一件のあと、自宅用の消火器を買っています。アイジュさんが日本で買ってきたのは、ブレーカーやコンセントに付けておくと熱を感知して消火剤をまくタイプのものでした。

アイジュアイジュ
みなさん、防災対策をしっかりしましょう。