こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン19-3の内容をお伝えします。
Zoomのインストールを、対面で教える
石垣島での仕事の話から始まります。
島の税理士の先生方は高齢で、仕事のやり方が昔のままのことが多い。手書きの現金出納帳がまだたくさんあるそうです。長谷川先生はそれを、AI化の前にまずIT化させている。ネットバンキングを契約してもらい、Zoomのインストールを対面で教える。
最初は抵抗されます。実際に見せると、めっちゃ便利じゃん、になる。3か月ほどで自分で回り始める。AIで仕事がなくなると思っていたけれど、こっちにはまだ存在意義がだいぶある、と話していました。未開のジャングルを手作業で切り開いているイメージだそうです。
移住者だから冷たくされたことは特にない、とも言っていました。手伝いに行くと必ず食べ物のお土産を渡される。タッパーがどんどん溜まっていく。旧盆には親戚一同が集まる家に招かれて、子どもが20人くらい走り回っている。
アイジュさんは、それはベトナムと同じだと反応していました。旧暦で動き、家には必ず祭壇があり、子どもがとにかく多い。旧正月には民族大移動が起きるので、外国人はだいたい脱出する。来年の旧正月は北海道に逃げるそうです。
何かは、もう来ている
本題はゆーさんの質問からでした。保険診療の先行きに危機感はある。でも何をどう動けばいいか分からない。そういう医師がかなり多い、と。
長谷川先生は、分からないのは当たり前だと言いました。毎日同じ病院で、大きく見れば同じことをしている。知らないから分からないだけです。何かは待っていれば来るものではなく、たぶんもう何度も来ている。それに対応できていないだけだ、と。
必要なのは2つ。出会ったときに、これだ、と瞬時に選べる判断基準。それと、選ぶための選択肢を広げておく準備です。
判断基準は、病院の外の人と会うことで育つ。勤務医は多くの人と関わっているようで、必ず医師という肩書きを通して会っている。その外で、信じられないような価値観に触れること。長谷川先生自身、2020年に税務の拡大をやめて途方に暮れたとき、3年で3000人ほどに会っています。98%は名刺交換だけで終わった。それでも器が広がった実感があるそうです。
選択肢のほうは、経営資源の準備です。人、物、金、情報、時間。チャンスが来ても、お金がない、時間がない、相談できる人がいない、では飛びつけません。
アイジュ
ゆーアイジュさんは、ビジネスや人生は1勝10敗でいい、と付け足していました。最後にうまくいけばいい。医療の診断の世界とはそこが違う、と。
長谷川先生は、経営者交流会にかこつけて5年で47都道府県を回っています。人生観が変わったのは、戦争の跡と東日本大震災の被災地を訪ねたときでした。宮城の大川小学校に立ったとき、涙が止まらなかったそうです。当たり前の日常が一瞬でなくなる。自分の命を何に使うか、という感覚に目覚めた場所だった、と話していました。