こんにちは、プロデューサーのサトシです。今日はシーズン21-2の内容をお伝えします。

足が出たのは、1台分

最初はお金の話からです。

アイジュアイジュ
じゃあ足出ちゃったんですか?
ゆーゆー
足は出てます。車に関しては200万円いかないぐらいかな。

だめになった車は2台。フォレスターは450万円ほどで買っていて、保険でほぼ全額が戻りました。同じくらいの値段の新車に乗り換えるので、こちらはほとんど持ち出しなしです。

足が出たのはもう1台、トヨタのルーミーでした。保険から出るのは150万円ほど。ところが今買い直すと300万円近くする。差の150万円は自分で出すことになります。

家のほうは火災保険の水災で見てもらう形です。エアコンが3台だめになり、引っ越して1年で揃えた木製の家具も捨てました。建物は建て直せる額でかけてあり、家財も500万円。判定は全壊までいかず半壊くらいの見込みですが、それでも何百万円かは出る。いったん自分で買い直し、領収書を出して保険金を受け取る流れです。

いちばん読めないのは断熱材でした。水を吸っていて、いまは床下にサーキュレーターを入れて乾かしている。乾けばいい。カビたり性能が落ちたりすれば、床を全部はがして入れ替えになり、一気に何百万円単位に跳ね上がります。

お金より惜しいのは時間だ、とゆーさんは言っていました。

防災グッズを2階へ上げた、その直後

僕が聞きたかったのは当日のことです。準備する間もなかったのか。

雨がひどいな、と思ってから川が溢れるまでは1時間から1時間半。近くの川の水面が明らかに上がってきていて、まずいねと話していた。その10分か15分後に溢れ、そこからさらに10分で床上まで来たそうです。

ゆーさんは1階に置いていた防災グッズ、食料、水をまず上に運び、仕事用のPCなどの電化製品も上げました。これでひとまずいいかと思ったころには川が溢れていた。車がみるみる浸かっていくのを見て、車はもう覚悟した。このまま引いてくれないかと思っていたら、家にも入ってきた。

床の上に水があったのは20分から30分。雨が弱まると一気に引いたそうです。

翌日の仕事は全部キャンセルしました。名古屋市内の様子を見て、レンタカーが埋まるかもしれないと考え、その日の夜のうちにマンスリーのレンタカーを2台押さえています。

浸水したのはハザードマップに入っているエリアで、前に川が溢れたのは20数年前の東海豪雨のとき。地盤は固く、地震には強い土地です。近所でも隣の隣は大丈夫だった、というくらい狭い範囲の被害でした。

ハノイは、年に5回

アイジュさんの住むハノイは、洪水が当たり前の街です。

ひどいと水が50センチまで来て、バイクも車も動けず、バスだけが走る。それが年に5回はある。患者さんもスタッフも病院に来られなくなります。

面白かったのは、千年続く旧市街はあまり浸水しないという話です。水に沈むのは、あとから作った町のほう。

ベトナムには家に保険をかけるという発想がまだ薄いそうです。なくしても土地は残るじゃん、という感覚がある。

アイジュアイジュ
保険やたらかけるでしょ。日本って。

日本の場合、賃貸でも住宅ローンでも保険はほぼ強制ですからね。ゆーさんがかけていた保険の話は、このまま次の回へ続きます。